円谷英二ミュージアム

円谷英二ミュージアムは、須賀川市出身で「特撮の神様」と称される円谷英二監督の偉業を顕彰するとともに、子どもたちに学びの大切さ、挑戦する素晴らしさを伝え、次世代に生きる人々に大きな夢を与える施設です。
本ミュージアムでは、英二監督の68年間のあゆみや人となりをパネルや映像インタビューで紹介するほか、特撮メイキング映像や造形物を展示、さらには特撮に関連する図書や発想のもとになる図書をを配架し、英二監督の功績や特撮の魅力を発信します。

円谷英二

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写真提供:円谷プロ

円谷英二(つぶらやえいじ)

本名:円谷英一(つむらやえいいち)
1901年7月7日-1970年1月25日(享年68歳)
須賀川市出身の特技監督、映画監督、撮影技師、発明家。

1901年、須賀川(当時の須賀川町)の麹屋「大束屋」に生まれる。憧れた飛行機操縦士の夢は破れるも、発明家という新たな道へ進み、ある人物との出会いをきっかけに映画界へ入る。


映画界で撮影技術の研究に勤しんだ英二は、東宝を中心に数々の作品で特殊技術を手掛け、『ゴジラの逆襲』(1955)で日本映画界初の「特技監督」という名称を冠することとなる。 1963年に円谷プロを設立した後も、多くの映画で特技監督をつとめ、68歳でその生涯に幕を閉じるまで、作品への熱意は失われることはなかった。


英二の死後、特撮をめぐる環境は様々に変化しているが、英二が残した思いや熱意は、後世のクリエイターや、観る人々に、今もなお影響を与え続けている。