※令和2年8月12日一部修正

おえかきミュージアムでは、スタッフが交代で「おえかき」をしてミュージアムをご案内しています。

今回紹介するのは空想機械学に展示されている「92式メーサービーム戦車」です。

92式メーサービーム戦車.jpg92式メーサービーム戦車/ゴジラVSビオランテ(1989)©TOHO CO.,LTD

「92式メーサービーム戦車」は、1989年公開の映画『ゴジラVSビオランテ』に登場するメカ兵器です。
陸上自衛隊が開発した自走式8輪駆動の光線砲車両で、亀の様な砲塔部の前面にメーサービームを放射するパラボラ型の砲身を搭載しています。
パラボラ型にデザインされることにより、リアリティを与えた空想兵器です。
劇中ではゴジラを迎撃するために出動し、総計10両がメーサー光線を浴びせ、一部の車両は破壊されたものの最終的にゴジラ撃退には成功しています。

展示されているのは、空想アトリエの「空想機械学/パラボラの原理が生んだ機械」のコーナーです。
特撮映画に登場する空想のメカは、特徴的な形状のデザインが多くみられます。
特にパラボラの形状をもった空想兵器は、人気があります。
他にも色々なパラボラ兵器が度々登場します。
コーナーの書架には、戦車等の書籍もありますので、展示と併せてご覧下さい。
当ミュージアムだけで見ることができる、特別映像『~夢の挑戦 ゴジラ須賀川に現る~』にも「92式メーサービーム戦車」が登場します。
こだわりのサスペンションの動きに注目してご覧ください。

スタッフ小林がご案内しました。

次回もお楽しみに。