おえかきミュージアムでは、スタッフが交代で「おえかき」をしてミュージアムをご案内しています。

今回紹介するのは空想生物学に展示されている「三大怪獣地球最大の決戦」のワンシーンを再現したジオラマです。

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三大怪獣地球最大の決戦(1964) TOHO CO.,LTD.


このジオラマは、1964年公開『三大怪獣地球最大の決戦』のスチル写真を基に制作されています。

日本が異常気象に見舞われる中、「ゴジラ」と「ラドン」、2体の怪獣が出現し、更に宇宙からかつて金星を滅ぼした怪獣「キングギドラ」が飛来。地球が大混乱に陥ります。
キングギドラに対抗するため、モスラがゴジラとラドンに協力を求めますが、初めは断られてしまい、モスラは1体でキングギドラに立ち向かいます。戦いを見ていたゴジラとラドンがモスラを応援し、3体でキングギドラと戦っていくシーンをジオラマで再現しています。怪獣が4体登場するので、「どれが三大怪獣?」と疑問に持たれる方も多いのですが、キングギドラに立ち向かっていく地球の三大怪獣「ゴジラ」「ラドン」「モスラ」を指しています。
特撮の怪獣が画面で躍動する姿を表現するため、空想アトリエ内の模型の中では唯一、ジオラマとして展示しています。須賀川市出身の怪獣造形作家で当ミュージアムの怪獣造形の監修者でもある酒井ゆうじ氏協力のもと,作成しました。
スチル写真を基に制作したため、手前にいるモスラが大きくつくられています。

展示されているのは、空想アトリエ内「空想生物学/怪獣を生み出す発想はどこから?」のコーナー。
同コーナーでは、怪獣を生み出す発想の由来になったものや、怪獣の模型とともに、モチーフとなった生物のグラフィックや標本なども展示しています。
書架には、実在する生物や空想上の生物に関する書籍を、どの年代の方でも楽しめる様幅広く配しています。展示と併せてご覧ください。

また、tette3階図書館エリアには、「三大怪獣地球最大の決戦」の貸出DVDもあります。現在もファンの多い最凶の宇宙怪獣「キングギドラ」が初登場した作品で、人間の敵役だった「ゴジラ」が、子どもたちのヒーローへと変わっていく作品でもある本作を、映像でお楽しみください。

今回の「おえかき」は、4人のスタッフがそれぞれ怪獣を描き、合成した特別編でご案内しました。

ゴジラ/スタッフ阿部
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キングギドラ/スタッフ小林
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ラドン/スタッフ堀井
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モスラ/スタッフ佐藤
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案内はスタッフ小林でした。
次回をお楽しみに。