おえかきミュージアムでは、スタッフが交代で「おえかき」をしてミュージアムのご案内をしています。

今回紹介するのは空想生物学に展示されている「マンダ」です。

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マンダ/海底軍艦(1963) ©TOHO CO.,LTD.

「マンダ」は映画『海底軍艦』(1963)に登場する巨大な龍です。

遠い昔海底に沈んだムウ帝国の守り神です。

ムウ帝国は、かつての栄華を取り戻そうと、地上の世界に攻撃を仕掛けてきます。

旧日本海軍の神宮司大佐率いる海底軍艦「轟天号」が、ムウ帝国からの地上攻撃に対抗すべく全世界の期待を背負って戦うのです。 

ムウ帝国の戦艦はマンダの形をした砲台を載せており、その攻撃力はすさまじく、マンダの強大な力を推察させます。

マンダは轟天号に巻き付き襲い掛かってきますが、爬虫類?のためか寒さに弱く、轟天号の発する冷線砲に敗れ、世界の平和が保たれるのです。

展示されているのは、空想アトリエ中央の「空想生物学/怪獣を生み出す発想はどこから?」のコーナーです。

同コーナーでは、海蛇などマンダを生み出す発想の由来になったものや、不思議な生き物の探求に魅せられたプリニウスの博物誌、海の生き物図鑑、進化論に関する書籍など生物学に多方面から触れることができます。

展示と併せて書籍もご覧いただき、お楽しみください。

スタッフ小林のお絵かきでご案内しました。次回もお楽しみに。