2020.04.30
おえかきミュージアムその11「メガロ」
おえかきミュージアムでは、スタッフが交代で「おえかき」をしてミュージアムのご案内をしています。
今回紹介するのは空想生物学に展示されている「メガロ」です。
ゴジラ対メガロ(1973) ©TOHO CO.,LTD.
「メガロ」は1973年公開の映画『ゴジラ対メガロ』に登場する怪獣です。
人間たちが地下核実験を行うことにより、海底の国シートピア海底王国が危険にさらされます。
核実験によって平和が奪われたシートピア人が怒り、人類に報復しようと、メガロを地上に差し向けるのです。
メガロは、カブトムシなどの甲虫から創造されたと思われる怪獣です。
硬い前羽の中から薄い後ろ羽が広がるさまは、鳥肌が立つほどリアルです。一方、口からナパーム弾を吐き出すという思いがけない攻撃には意表を突かれます。
ミニチュアセットのダムを打ち破って登場するシーンも圧巻です。
ダムの出来栄えが素晴らしく、メガロの打ち壊し具合も格好いいのです。
あっさりジェットジャガーとゴジラに負けて逃げていくさまも、なんだか憎めません。
展示されているのは、空想アトリエ中央の「空想生物学/怪獣を生み出す発想はどこから?」のコーナーです。
カブトムシなど、昆虫の標本も展示していますので、実際の昆虫と見比べてください。
図鑑を中心とした昆虫の書籍も配架しております。
展示と併せて書籍もご覧いただき、お楽しみください。
スタッフ堀井がご案内しました。次回もお楽しみに。