円谷英二ミュージアムの動画企画「特撮の技術」をお届けします。

「特撮の技術」では、英二監督が築いた特撮の黎明期から現在に受け継がれる技術に円谷英二ミュージアムのスタッフが挑戦し、紹介していきます。

第2回「怪獣をどう動かす?」

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特撮作品に欠かせない、怪獣。

画面の中で怪獣を動かすには、どんな方法があるでしょうか?

1954年公開の映画『ゴジラ』以前に撮影され、大きな怪物が登場する有名な作品に、1933年アメリカ公開の映画『キングコング』があります。この時の撮影は人形を少しづつ動かして撮影する「ストップモーション」という方法で、撮影にとても時間がかかったそうです。『ゴジラ』では、円谷英二監督が考案した「着ぐるみ撮影」が導入され、怪獣の動かし方や撮影時間が劇的に変化しました。

この動画では、須賀川市のマスコットキャラクター、ボータンに協力してもらい、巨大化なボータンが町を散歩する映像を、2つの方法で撮影し、比較していきます。

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市民にはおなじみの着ぐるみボータンの他、ボータン人形も登場します。人形を使った撮影は、ご自宅でも簡単にできますので、挑戦してみはいかがでしょうか。

動画「特撮の技術 第2回」はこちらから