おえかきミュージアムでは、スタッフが交代で「おえかき」をしてミュージアムのご案内をしています。

今回紹介するのは空想機械学に展示されている「MOGERA」です。

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                        MOGERA/ゴジラVSスペースゴジラ(1994) ©TOHO CO.,LTD.

「MOGERA」は、1994年公開の映画『ゴジラVSスペースゴジラ』に登場するロボット型超兵器です。

Mobile Operation Godzilla Expert Robot Aero-type(対ゴジラ作戦用飛行型機動ロボット)の略称で、ゴジラと闘うために開発されました。

しかし、宇宙からスペースゴジラが襲来したため、改良を加えられ、ゴジラとともにスペースゴジラに立ち向かうことになります。

MOGERAは、上下2つに分割し、それぞれ異なる働きができます。

上部はMOGERAの腹部から巨大なドリルを出し、ランドモゲラーとして地上を走行するだけでなく、地中を潜行することもできる地底戦車になります。

下部は、MOGERAの脚の接合部から翼が出て、飛行機型になり、スターファルコンという爆撃機に変化します。

合体し、分割し、変身するMOGERAは最高にカッコイイ闘うロボットなのです。

展示されているのは、空想アトリエ中央の「空想機械学/空想のロボット技術と未来」のコーナーです。

MOGERAは、1957年公開の映画『地球防衛軍』に登場する宇宙人が造ったロボットのモゲラとともに展示しています。人類の敵だったモゲラと人類のために闘うMOGERA、新旧それぞれのデザインを見比べてください。

SFの世界では、人間の形に近いアンドロイド型、人間が離れたところから操る遠隔操作型、人間が搭乗し運転するパワードスーツ型など様々なロボットが活躍してきました。

現実の世界では、産業用ロボットが製造業には欠かせないものとなり、家庭にもお掃除ロボットやペット代わりのロボットなどが登場しています。

今やロボットは私たちの生活に欠かせない存在になっています。

ミュージアムには、ロボットに関するグラフィックや本もおいています。AI技術の本やロボットの作り方、プログラミングに関する本なども配しています。こちらもどうぞご覧ください。

令和3年3月26日現在、ミュージアムは休館中ですが、再開館しましたら、ぜひお越しください。皆様のご来場をお待ちしております。

スタッフ堀井がご案内しました。次回もお楽しみに。