去る2月10日「須賀川市民交流センターtetteの可能性~つながる図書館がまちを動かす~」をテーマとしたシンポジウムを開催し、市内外から150名の方に参加いただきました。


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 第1部は、伊東直登氏(松本大学図書館長/教授、元塩尻市市民交流センター長兼図書館長)による基調講演「複合施設の可能性―地域に役立つ図書館を考える―」をテーマに、複合施設えんぱーくでの「つなぐ」「機能融合」「新しいサービス」の創出などについてお話いただきました。


 図書館関連の本を複数執筆している文筆家の猪谷千香さんには「市民とつながる図書館・まちとつながる図書館」の講演をいただく予定でしたが、猪谷さんがインフルエンザで欠席のため、岡本真氏(アカデミック・リソース・ガイド㈱須賀川市民交流センターtette管理運営協議会アドバイザー)から猪谷さんの資料を基に解説をいただきました。



 第2部は、「須賀川市民交流センターtetteの可能性~つながる図書館がまちを動かす~」と題し、伊東氏、橋本市長、岡本氏によるパネルディスカッションを行いました。




 参加された市民の方々からは「市民の交流の拠点として、市独自の文化を育み発信していける施設となるよう期待したい」といった声などが寄せられました。多くの期待に応えられるよう、市民のみなさんと力を合わせてより良きものになるよう準備を進めていきたいと思います。



 アンケートに寄せられた参加者のご感想を一部ご紹介します。


・多くの事例が聴けてよかった。(10代女性)


・作ってからがスタートであり、自分たち市民が育てる必要があると感じた。(20代男性)


・tetteのオープンがより楽しみになりました。オープン後のtetteならではの取り組み(イベント、配架、独自の施設など)をくわしく知りたいと感じました。(20代女性)


・えんぱーくでの様々な改革の話に感動しました。ぜひ、塩尻市に伺いたいと思います。tetteに市民として必ず関わっていきたいと思った1日でした。(30代男性)


・図書館の持ついろいろな可能性を考えさせられました。tetteが完成したら、ぜひ訪れてみたいと思います。(30代女性)


・開館後もこのようなシンポジウムを開催していただきたい。(40代男性)


・参加できて良かったです。伊東さん、岡本さん、橋本市長のお話を聞けて大変勉強になりました。最後に岡本さんが話された、市民の温度差は本当に感じています。関心のない人たちへ地道に興味・関心を持ってもらいたいと思いますので勉強会やイベントが参加可能であればできるだけ参加して行きたいです。(40代女性)


・本格的な少子高齢化社会が全国的な課題の中、地域コミュニティの崩壊が現実化している。今回、伊東先生の講演を聴いて新たなコンセプトでの図書館が新たなコミュニティや繋がりがインキュベートされていくと感じた。来年1月にオープンする「tette」が市民活動、市民力の結果、子供から老人まで世代、性別問わず交流の拠点として運営されていくことに大きく期待しています。楽しみです。(50代男性)


・ワクワクしました。完成が一層楽しみになりました。自分も利用したいし、多くの市民の方にtetteを活用していただきたいです。(50代女性)


・猪谷さんの話を是非聞きたかったので残念であった。伊東先生の思いや岡本さんの考え、思いが聞けて良かった。今後市民の自分たちの施設という意識を広めていくことが可能性につながり、施設の有効活用できると思う。ある意味で人づくりの施設かもしれない。(60代男性)


・本当に参加して良かった。みんなで作りあげていく施設なのだと思った。楽しみです。(60代女性)


・図書館に対するイメージが変わりました。図書館を作るのは我々市民一人一人であることを初めて知りました。(70代男性)


・交流センターが市民をつなぎ施設を活かした場になることを望みます。市民団体が多くある中でお互いに交流し輪を広げる様努力したいと思う。このようなシンポジウムを数回行い市民の意識を高めてほしい。(70代女性)


・参加出来て大変良かったです。来年1月が楽しみです。(80代女性)