(仮称)市民交流センターの参考にするため、全国の先進事例を視察しています。


今回は、平成27年3月23日に実施した長野県塩尻市にある塩尻市市民交流センター(愛称「えんぱーく」)での視察概要をご紹介します。


塩尻市は長野県中央部に位置する自治体で、規模や自然環境が須賀川市によく似ていて、どこかほっとするような落ち着きのあるまちでした。


えんぱーくは中心市街地における再開発事業によって民間オフィスや商業施設とともに複合する施設として整備されたもので、図書館等の複合施設である塩尻市市民交流センターはその一部です。



図書館や貸館機能、子育て支援機能、市民活動支援機能、商業(賑わい)機能等が導入されており、須賀川の(仮称)市民交流センターにとても近いことも視察のきっかけになりました。


当日はセンター長の伊東館長さん自らご案内いただき、施設の概要だけでなく管理・運営の方法、さらに様々な苦労話などを丁寧にお話しいただき、非常に参考になるものばかりでした。


平成22年7月の開館から5年目を迎えてもなお、フリースペースでは勉強をする学生さんやお仕事をする方、ご家族連れなどでにぎわっており、市民に愛されていることが伺えました。



内部は「壁柱(かべばしら)」と呼ばれる特徴的な板状の構造体で構成されており、フロアにはガラス張りの貸しスペースが点在していました。意外にも外からの視線を気にせずに使用される方がほとんどだそうです。



最後に案内してくださった職員の皆様に須賀川の(仮称)市民交流センターがより良いものになることをお約束して帰ってまいりました。


本当にありがとうございました!