2020.04.30
おえかきミュージアムその5「モスラのたまご」
おえかきミュージアムでは、スタッフが交代で「おえかき」をしてミュージアムのご案内をしています。
今回紹介するのは空想生物学に展示されている「モスラのたまご」です。
モスラ/モスラ(1961)©TOHO CO.,LTD.
映画「モスラ」は1961年7月30日に公開されました。
コロムビア映画の配給による、日本映画初の世界同時封切り(公開)作品でした。
円谷組の手掛ける特撮映画の海外での人気がうかがえます。
展示されているのは空想アトリエ内の「空想生物学/怪獣の子ども時代?」のコーナー。「おえかきミュージアムー職場体験編ー」で紹介した、ミニラやゴジラジュニアと共に、「怪獣にも子ども時代はある?」をテーマに展示されています。
モスラは、現実に存在する昆虫の蛾をモチーフに生まれた怪獣です。
モスラの生態は、卵→幼虫→繭(蛹)→成虫と実際の蛾と同じで、ミュージアムにもたまご、幼虫、成虫が展示されています。
イモムシの本、繭の本、いろいろな虫の本、そして卵の本も配架していすので、実在の虫や卵にも目を向けてみてください。
最後に、1961年公開「モスラ」のたまごの大きさの設定は、
直径100メートル、短径65メートル、重さ50トンでした。
とても大きいですね。当ミュージアムがある市民交流センターtetteは、東口から西口まで約100メートル、一階から屋上まで約24メートルなので、tetteを2つ重ねたくらいの大きさになります。
ミュージアムにいらっしゃった際には、tetteを外観からながめて、モスラのたまごの大きさを想像してみてください。特撮世界の壮大さを感じていただけるかと思います。
堀井がご案内いたしました。
次回をお楽しみに。